俺のアニメ歴はエヴァ前中後、でどこからスタートしたかというと。基本はエヴァ前。
まぁ元々劇場版ガンダムとかキン肉マンとかがアニメ視聴スタートなので、エヴァ前からのアニメ視聴歴なのですが(ラストシューティングの劇場版?ポスターとか貼ってあったよ)アニメ本格復帰はエヴァVHS版。
丁度ガンダムWを見終えてそれと同時期くらいに見たのがエヴァでした。
・・・あの頃はハマってたね・・・考察本とか色々読み漁ったし、ニフのGAINAXフォーラムにも足繁く通ってた。旧劇場版その1を見てその最後にぽかーんとし、旧劇場版その2を見てその結末に余計ぽかーんとした。そこまでぽかーんとしつつも『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 REVIVAL OF EVANGELION DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君に 』っていうその1+その2、みたいな映画まで見に行ったし(つか2回行ったような気が)、そもそもTV版も何度も見直したので第一話は台詞全部覚えてた・・・というか今でも画面見ながらなら全部言える。そもそもほとんどの話の台詞を今でも覚えてる。
・・・気持ち悪い(ぉ
んで。正直、あんまり期待してなかったんですよ。これが。
最終的に悲劇であったものを悲劇でなくした、部分くらいしか変更点がなかった(劇場版再編集+α、のαの部分が少なかった)Zガンダム三部作が過去作品のリメイクとして、前例であったので。
・・・あ、言っておきますけど俺はZガンダム三部作も好きです。ガンダムフリークの偏重性は認めますが。
ただリメイクする、劇的な変化を画像以外の部分で求めていた俺がいただけであって。
で、それもあったので。基本的に劇場版サイズに再編集+α、くらいしか期待してなかったんですが。その『+α』の部分が、今回の作品の再編集を効果的にするもので。
『再構成、では終らない(であろう)四部作』と、一作目『序』で感じさせられた傑作でありました。旧版見てる人間には特にね。
大人の視線はより残酷に。子供(というかシンジ)の行動はより能動的に。
主人公であるシンジと、もう一人の主人公とも言えるミサトのひとつの絆の話として、大変面白く鑑賞出来ました。つか、二人の掘り下げ方は旧版にはなかった凄さを感じた。尺を縮めた分、旧版からすぱっとカットされた部分は多々ありますがそれを補って尚余りあるものだと思いましたわ。
とりあえず。ヤシマ作戦でのラミエルの凄さ・旧版では全く見られなかった第三新東京市の要塞っぷりと、あらゆる意味で驚愕の次回予告を見るだけ、と思って旧版視聴者は見て頂きたい。
そのくらいの期待度で見ると、それを覆す内容に感動するはず。
・・・つか、旧版で考察はいくつかやったので、今回は純粋に考察とか謎解きなしに見ましたが(そしてそういった文章を書く気もない)。
なかなか・・・え?って思える部分が沢山あるので凄かったよ。
どう考えてもそのアングルだと先端見えてるんじゃね?みたいなタンクトップ姿のミサトさんとか(ぉぉぉ。
次早くみたいな、って思わせるのは凄いなぁ、と思った。そんな俺は気が付いたらミサトさんと同じ年。元々好きなキャラはミサトさんとアスカでしたが、やっぱり俺はミサトさん好きなんだな・・・と思わせられました。・・・10年越しかよ。思わずエビス買ってきて飲んじゃった(>泥酔。俺はミサトさんみたいな女性に釣り合う男に・・・なってないなぁ。
そんな感じ。ネタバレとかストーリーライン(の+αの部分)は書かない方向で書いてみました。
肯定派でも否定派でも旧版を通してみたことのある人は是非、一度も見たことない人はラミエルの凄さだけでも是非。
今回6話までなんで一度予習してからの方がより面白く見れると思いますけどね。
色々な部分で違和感を感じると思うけど(意図的に)。
売り上げランキング: 330