・・・色々な意味で疲れた。ネタバレなし感想・・・だと。上条ちゃんの幻想殺しでそげぶされた。これでいいか(ぉ。あながち間違いではないんだけど。
攻略順は亜矢→泉→優→真奈→望美→???
今からプレイするのであれば。亜矢ルートはしょっぱなにやるべきではない・望美ルートは最後がいい・???ルートやるなら覚悟しろ、とは言いたいですね。
以下ネタバレ中心につき続きに格納。
個別ルートレビュー
おすすめシナリオの順番は。
亜矢>>真奈=泉>望美>>優>Trueルート
以下、攻略順で。
亜矢ルート 極私的お勧め度:A
家出少女が押しかけセフレに・・・という、如何にもエロゲらしいシナリオだった。こう書くと大分端折ってるな・・・。まぁいいか。
如何にもエロゲな小ネタ差し込みとか(ウッドボールとか飼いネコの名前とかラピュタとか)、ヒロインの両親の如何にも感とか、相互オナニーとか、挿入したと思ったら次のエロシーンでは挿入されてたりとか、色々つっこみどころがある辺りが読んでて面白かったかな。最後の辺りの荒事シーンはそれでいいのか、とは思ったけど。多分一番エロシーン豊富。
多分、se・きららプレイした人の8割はこのルートが一番良かった、と言うと思うので。俺みたいに一番最初にこのルートを選択してしまうとなかなかその後が辛いかも。個人的にそれでこの後のプレイが若干きつくなったり。
泉 極私的お勧め度:B
ルート突入の時点で振られる、という展開に。まさか実家の神社の関係で許嫁がいて・・・みたいな重ーい展開になるんじゃないのかな、とちょっと構えていたら。まさかの美少女変身巫女ルートに吹き出した。対魔巫ってなんだこのエピローグw
個人的には好きな部類のシナリオ。ただまぁ・・・人によっては好き嫌い出るだろうなぁ・・・とは。まぁ姉しよでも変身ヒロインルートとかあったし、そこまでひどい超展開だとは思わなかったですね。
優 極私的お勧め度:D
メインヒロインルート。シナリオも王道なんだけど・・・上手く入り込めなかったなぁ。キャラ的には悪くないんだけど途中の重い感じが、かなぁ。なんというか・・・つまらなかった。感想が思いつかないなぁ。あまりに王道テンプレすぎたからかも。なんかどこかで見たようなテンプレのつなぎ合わせ、にしか見えなかった。
あ、バッドENDのBLエンドだけは吹き出したw正直この為だけにやったようなもんだねw
真奈 極私的お勧め度:B
どこかで聞いたことのある歌声だなぁ・・・と思ったらミンゴスの生き別れの姉妹だった。そりゃあ聞き覚えがある訳だ。EDもそれに伴って曲チェンジ。
昼と夜の顔が違う、とか主人公の一人暮らしに共感して・・・とか、ストーカー問題とか、結構重い内容なのかな・・・と思ったけど。歌、というルートの柱がきちんとしていたせいか、やや駆け足気味だよなぁ・・・と思いつつもすんなりEDまで読めた。なかなか良いシナリオだった。
ただ、立ち絵(夜マナ中腰?)の顔が・・・どう見てもなんかおかしい。パースが取れてなくないか、これ。あと最終的にはシンクロするんだけど、やっぱりメガネあった方が可愛いよなぁ・・・とか。昼と夜で区別するのに一番簡単な方法がメガネの有無なんだろうけど。
あと、いくら好意を持っているとはいえお礼に技師案は1作品に1人いればいいんじゃないかな。5ヒロイン中2人がお礼技師案って・・・まぁいいんだけど動機付けとしては勿体ないよなぁ。複数ライターだからかな。
望美 極私的お勧め度:C
このゲームの世界観に一番近いルート。なだけに、最後にプレイした方がいい。
・・・そのくらいか。如何にもな部分や、世界の謎の一部を披露する感じはいいんだけど・・・キャラもみるさんで良い感じなんだけど・・・。
もちろんこういった、世界の外側からの介入者としてのミステリアスな感じとそれに伴ったシナリオ展開はこうだよね、といった感じなんだけど。そのシナリオを見せる台詞と構成が・・・というような感じなのかなぁ。ちょっと勿体ない。
Trueルート 極私的お勧め度:?
多分。このゲームを最後までプレイした人にとって、一番評価が分かれるのがこれではないかと。
ネタバレなし感想等を目にして、このTrueルートがなにかアレなんだろうなぁ・・・所謂ガンパレードマーチSランクエンドみたいな流れとか、上江洲誠脚本総監修だからうたわれるものクライマックスみたいな流れになったりするのかなぁ・・・と思ってはいたんだけど。
・・・なんだろ、この感動もしたしあんこ先生の技師案もあったけど、すごくこれで良いのか感。
勿論このルートもありなんだけど。望美ルート以外にTrueルートに対する伏線がないから唐突すぎる。細かい伏線はあるにはあるんだけど、このTrueルートを引き立たせるようなものではない。「ああ、そんなこと言ってたなぁ・・・」と思い出すのが精一杯のレベル。このルートに対する伏線という程のものではない。
折角Trueルートをこの形式にするのであれば、それに向かうだけの伏線を提示するなり、このTrueルートを柱にした全体の構成をしてくれれば、こんなに最後の最後で激しく脱力・・・というか疲労困憊になることもなかったんだけどなぁ・・・と思いました。
・・・変な話、そこまでの個別ルートがイチャイチャラブラブだったんだから、最後にこれを持ってきて卓袱台ひっくり返して「どうだ!この世界観!」みたいなものを見せつけられるよりも。ハーレムエンドでもつっこんでくれた方が楽しくゲームエンド出来たのになぁ・・・と思った。
まとめ。
ヒロイン個別ルートが良かっただけに、最後のTrueルートに対する繋ぎがほとんどなくどうしても唐突感が否めないのが残念。Trueルートを主軸にして構成されていればまた違ったんだろうけどなぁ。
無料配布、が話題の主軸になってはいるんだけど値段付けて売り出しても問題ない出来かと。まぁチグハグ感とシナリオ超展開を考えると、フルプライスでは色々言われる作品だとは思うけどね。4,980円、くらいならありなんじゃないかな。
まぁ抜けるか抜けないか、でいうとまぁまぁ抜けます(ぉ。どんな〆だ。
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